近況報告

鐘福堂版 通書(2020年版)

一年の縁起の良い日が一目でわかる便利な暦
『鐘福堂版 通書(2020年度版)』(鐘福堂/山道帰一)献本のご案内
今井雅晴 様
この度、新刊『鐘福堂 通所(2020年度版)』を、太玄社様より上梓させていただくことになりました。
本書は私が長年にわたり実現したいと願っていた「通書」であり、日本では「暦注」です。日本においては、明治6年の改暦以降昭和20年まで、政府が刊行していた暦を本暦、本暦を簡略した小型の暦を略本暦と呼ばれるものがございました。そして、その後は国立天文台の前身である東京天文台が編纂し、神宮から刊行される体制となり刊行されておりましたが、第2次世界大戦後、政教分離によって神宮から刊行できなくなると、そのまま途絶えてしまいました。
その後もっと研究などが進めば、日本でも「通書」の文化は根付いていたかもしれません。そして今、約一世紀の時を経て再び私たちの時間と文化のあり方である歳時をはじめ、七曜、干支、太陽の赤緯、日出・日入・月南中・満潮・干潮の各時刻などを記す暦注と呼ばれる科学的・天文学的な時間に基づく縁起を考え始めてもいいのかもしれません。
実際に中華圏では唐代以前から澤日は研究され続け、今日でもその通書の種類は数えきれないほどあります。
日本で初めての通書ということもあり、本書に込めた思いははじめて占いを勉強したあのワクワク感、高揚感というものを皆さんに伝える事が出来たら幸いと思う次第であります。
世の中には、「澤日」という言葉は、まだまだ広まっていないですし、認知されていないですが、東洋占星術の世界をもっと楽しく、もっと有意義に日本文化に特有の時間、縁起として根付くように、この有用な時間の縁起を広めていきたい次第であります。
2020年4月5日 山道帰一拝
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